2020 全日本大学自転車競技大会 山本
こんにちは!
2年の山本です
今回は10/17にインカレ代替大会として開催された「2020 全日本学生自転車競技大会」のレースレポートを書いていきます
・大会1ヶ月~
1ヶ月前は個人ロードが終わった頃で、この頃僕はインカレロードに出れるつもりではありませんでした。というのも、個人ロードの予選直後からずっと太もも周りの痛みが続いて自転車に乗れなかったこと、当初のインカレ出場可能人数が100人だったので「クラス2底辺の自分が出れる筈ないやん」って思い、今年の学連の大会はもう終わりやと決めてました。
結局、痛みは2週間程安静にしたら治まり、インカレも100人以上のエントリーした人全員が出れる事になったので出場する事を決めました。
出場を決めてから大会まで時間が無かったので、単純なパワーアップよりも群馬のコースに適応できるよう、ロングに慣れるようにしながら短時間高強度を多めに入れて、ペダリングにも少しアレンジを加える事にしました。
今大会で叶えたい目標は「インカレ完走」と言いたいのですが、これまで出場してきた長いレースでの持久力を考えると到底自分の今の実力では達成できないとわかってたので、
・とりあえず行けるとこまで行こう
・個人ロード決勝みたいにスタート直後に千切れないようにする
・余裕があれば集団に何かアクションを起こしたい
という小さい目標でインカレに挑むことにしました🏋♂
・大会当日
朝起きると外の天気は雨☔
雨雲レーダーを見ると全然止みそうにない状況
寒かったのでとりあえず朝風呂へ♨
会場には開門とほぼ同時に入れたのでスタート位置やトイレに近い場所で駐車しテントを張りました。
スタート1時間前くらいから3本ローラーで15分程アップを行って試走へ
試走は時間が短いのと寒さで1周だけ🚴
試走で一番感じたのが路面とかコーナーよりも肌を露出してる部分の寒さで、防寒対策はインナーに薄い長袖を持ってきたくらいだったので試走中の足周りの冷えがキツかったです。
今回は個人ロードの時と違ってレース直前の緊張度合いが必要最小限くらいで個人ロードの時みいな昇格への焦りも無く、今回は自分の限界まで集団に食らい付いてくだけなのでよく出場する市民レースと同じくらいの感覚で挑むことが出来ました。
個人的にはこれくらいの緊張がいつも通りの安定した走りと考えを出せるので良い感じ😊
・レース開始
スタート位置は前からの5列目くらいの一番左
ここを位置取れるとローリング解除後に左が空いて上がりやすいので良い場所をキープ
といっても1周目の下りは集団の下るスピードに慣れることが出来ず、更には転がってきたボトルを踏んで落車しそうになったので、この区間で数十人も抜かれてかなり位置を下げる
(ジロのGみたいにならず済んで良かった…。)
下り終えてからの短いアップダウンはしっかり踏めている選手の後ろに付いてクリア
心臓破りの坂は自分が前に上がりやすい少ない区間だから落とした位置を上げよう頑張るが、コーナー前で詰まるので位置を上げにくい。
心臓破り後の下りはとにかく前に付いて集団が横に広がってる辺りを目指す
2周目以降は下りに慣れて位置を下げる事は無くなったが、そもそも集団後方なのでこれ以上下がると危ない
下り終わり〜心臓破り後も1周目と同じようにクリア
この走り方で3周目も過ごすが、ずっと集団後方で走るのは長く持たないと思い4周目で一気に上がる決断をする
ペースが速かったのか、付いて行くのがやっとで上手く上がれず4周目終了時に集団最後尾辺りで通過
5周目の下り始めで前を走る3,4人が遅れ始めたので一気に抜いてs字コーナーの直前で集団に追いつき、コーナー後のインターバルを何とか耐えるが、その後の橋を超えた後の短い登りで千切れて集団から脱落
完全に千切れた後は1周でも多く走りたいという気持ちでITT開始
6周目、ゴールラインで赤い旗が振られてるのが見えるまでは全力で走りゴールライン通過後リタイア
結果はDNF
・振り返り
今回のレースを振り返ると「あの時〜してれば良かった」とか「何故〜しなかったのだろう」という気持ちがあまり無く、千切れたのが単純な力不足なので今自分が出せる実力のままの結果なのだと感じました。
最初に決めてた目標で振り返ると、
・行けるとこまで行けたか→⭕
・スタート直後に千切れなかったか→⭕
・何かアクションを起こせたか→❌
といった感じでアクションを起こすのは来年に期待です!
今回は個人ロードから1ヶ月の期間で前より長い距離を走れるようになったので少し成長を感じました😊
来年のインカレでは完走を普通に出来るとこまで仕上げたいのですが、これからどう練習するかについては今の練習内容で今年の春〜夏にかけて大きく成長出来た面があるのと現状で頭打ちする感じが全然無いので、今までの練習と同じような感じで頑張ります🚵🦍
(前日の晴れた写真🏔)
最後に、コロナ禍の影響で大会の開催が難しい中インカレ代替大会を開催してくださった日本学生自転車競技連盟や2日間同行していただいたサポートの先輩方、試合中道路脇で応援したくださった方々、そして一緒に走った多くの選手に心から感謝致します。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
(追記)
インカレの雨でパワーメーターが壊れました🥺